ワンライトカーニヴァル

役名 番号 台詞 注釈
フェンリル 01_01 「(M)これは昔々、遠くの国のお話だ。」
ドロッセルバルト 02_01 「(M)この国には一五年に一度、黒い夜――ミッドナイトが訪れる。」
ビスマルク 03_01 「(M)魔女の残したミッドナイトの呪いによって、明けぬ夜がやってくるのだ。」
アーダルベルト 04_01 「(M)再び朝を迎えるために必要なものはただ一つ。」
カンテラ 05_01 「(M)生け贄の印が現れた娘の命を、魔女に差し出すこと。」
【シーン1/城内の教会】
ドロッセルバルト 06_02 「どういうことだ、ビスマルク!」 ドアを開けて入ってくる
ビスマルク 07_02 「陛下……申し訳ございません。わたくしの持つ守護の力では、カンテラ様をお守りすることができませんでした……」 沈痛な面もちで
ドロッセルバルト 08_03 「では、我が妹に生け贄の印が現れたというのは……本当、なのか」 愕然
ビスマルク 09_03 「申し訳ありません……」
ドロッセルバルト 10_04 「まさか……母上に続き、カンテラまでが魔女の生け贄に選定されるなど……」
アーダルベルト 11_02 「へえ、カンテラちゃんが次のミッドナイトの生け贄ってわけ?」 軽い調子で入ってくる
ドロッセルバルト 12_05 「……アーダルベルト。この非常時に貴様のへらへらした顔は見たくない。下がれ」
アーダルベルト 13_03 「ひっどい言われよう。俺だってカンテラちゃんのこと心配してるのにさ」
ビスマルク 14_04 「アーダルベルト様、陛下にそのような振る舞いは……」
アーダルベルト 15_04 「お堅いねぇビスマルク。(ここから一気にトーンを落としてください)……姫様を守れもしない役立たずがガタガタ言ってんじゃねぇよ。」
ドロッセルバルト 16_06 「アーダルベルト。責を負うべきは我が国の民すべてなのだ。一人の善良な魔女を騙し、この国の人柱とした、我らすべての……」
アーダルベルト 17_05 「そうは言っても陛下。まさかこのまま引き下がるわけじゃないんだろう?」
ドロッセルバルト 18_07 「当たり前だ。何もせず、妹を死なせる愚かな兄がどこにいるというのだ」
ビスマルク 19_05 「陛下、そのことで一つご提案がございます」
【シーン2/王の間】
フェンリル 20_02 「いってーんだよ、バカ!首輪はずせっつってんだろーが!ちくしょー!」 アーダルベルトに引きずられてくる
アーダルベルト 21_06 「うっせーワンコだなぁ。おとなしくしてろっつの」
フェンリル 22_03 「できるか!いきなり出会い頭に銃ぶっ放されるわ、捕獲されるわなんなんだよ、最近の成金の教育はどうなってんだ!」
アーダルベルト 23_07 「お貴族様だクソ犬。……ビスマルク。お前の言うことを多少は信じるはずだった予定が大幅に変更されそうなんだが?」 疑い
ドロッセルバルト 24_08 「この顔に痣のある少年で間違いないんだな?」 疑い
ビスマルク 25_06 「ええ。(ここからフェンリルに向かって)……すみません、手荒な真似をしてしまって。時間がなかったものですから。君の名前を教えていただけますか?」
フェンリル 26_04 「フェンリル。」 しぶしぶ
ビスマルク 27_07 「君には、記憶というものがありますか?」
フェンリル 28_05 「特にない。」
ビスマルク 29_08 「最後の質問です。あなたの主の名は?」
フェンリル 30_06 「アルヴィザ。深き森の魔女、アルヴィザ」
ドロッセルバルト 31_09 「アルヴィザ……?」 驚き
アーダルベルト 32_08 「おいおい、冗談だろ……?こんな犬っころが人柱にされた魔女の下僕(しもべ)だってのか?」
カンテラ 33_02 「(M)たった一晩で、どんな真実が照らし出されるのか。彼らは、まだ知らない。」
【シーン3/ここから台詞を交差させてCM風にします】
ドロッセルバルト 34_10 「……お前に話さなければならないことがある」
ビスマルク 35_09 「わたくしは……無力です。結局魔女の力にあらがうことができなかった」
アーダルベルト 36_09 「腹立たしいことに、この世で一番美しい娘にかかる呪いなんだってさ」
ドロッセルバルト 37_11 「なぜだ。なぜ私の家族を奪ってゆくのだ、アルヴィザ!」
ビスマルク 38_10 「あなたに加護を与えない神を、私は信じることができなくなってしまった」
アーダルベルト 39_10 「しょうがないとか言ってんじゃねぇよ。こんな時だけいい子ちゃんすんな」
カンテラ 40_03 「(M)一筋の光を守るため、彼らはそれぞれの道を進んでいく」
ドロッセルバルト 41_12 「お前をみすみす魔女に渡すことなど……私にはできない」
ビスマルク 42_11 「この国と、あなたと。守るべきなのはどちらなのか……ようやく決心がつきました」
アーダルベルト 43_11 「死にたくないって言えよ。そうすりゃ俺はいつまでもお前のこと守ってやる」
ドロッセルバルト 44_13 「王として、私は間違っているやもしれん。だが、最後の方法に私は賭ける」
ビスマルク 45_12 「本当の物語がもし存在しているのだとすれば……あなたが生きるためのハッピーエンドが用意されているはずなんです」
アーダルベルト 46_12 「行くぜ、姫様。呪いの魔女とやらに喧嘩売りにさ!」
【シーン4/カンテラの部屋】
フェンリル 47_07 「お前が、カンテラ?」
カンテラ 48_04 「どなた?」
フェンリル 49_08 「オレ、フェンリル。なんかお前のこと助けられんのが、オレだけなんだって」
カンテラ 50_05 「フェンリル……ふふっ」
フェンリル 51_09 「ん?」
カンテラ 52_06 「ごめんなさい。笑ったりして。……ねぇ狼さん。あなたは何を飲み込んだの?」
フェンリル 53_10 「さあ?思い出せないね」
カンテラ 54_07 「あなたはこれから、何を飲み込むの?」
フェンリル 55_11 「お前。……だったりしてな。」
カンテラ 56_08 「ねぇ、アルヴィザは呪いなんて残していくような、怖い魔女だった?」
ドロッセルバルト 57_14 「(タイトルコール)ワンライトカーニヴァル。」
ビスマルク 58_13 「(タイトルコール)ワンライトカーニヴァル。」
アーダルベルト 59_13 「(タイトルコール)ワンライトカーニヴァル。」
フェンリル 60_12 「(タイトルコール)ワンライトカーニヴァル。」
カンテラ 61_09 「(M)その灯火は、朝を呼ぶ声。あなたと世界を、守る光。」


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